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help リーダーに追加 RSS 私、おバカですが、何か?

<<   作成日時 : 2007/08/19 00:44   >>

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私、おバカですが、何か?―偏差値40のかしこい生き方
livedoor「本が好き!」プロジェクトからの献本。


私、おバカですが、何か?―偏差値40のかしこい生き方
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livedoor BOOKS
書評/エンタメ・タレント


この本のタイトルを見てすぐに思った。 この娘はかなり賢いな、と。
自分をはっきりと「私、おバカです」と宣言できる人は、その背後には確固たる何かがあるものだ。
偏差値40と言うのだから、学校の勉強は嫌いだったのかもしれない。しかし、世の中を見る目、考える力、生きていく力を持った「賢い娘」に違いない。

私は「食べ物屋」という職業柄、今までたくさんの女性に働いてもらった経験がある。多くの人は出身学校のレベルと有能さは比例していた。しかし、中には偏差値の低い学校出の女性が、思いもかけずに有能で驚くことがある。そういう人に共通なのは、「人をよく観察している」「見たこと聞いたことから推測する」「考えたことを実行しようとする前向きさ」という力があることだ。
社会に出た時にものを言うのはそういった「賢さ」だろう。

この著者もまさしくそんな一人なのだろう。

小学校からすでに落ちこぼれ、「丘の上のキャバクラ」と呼ばれる女子校を出て、偏差値40でも入れる美術短大に入り、卒業後は会社経営の父親にお婿さんでも見つけて貰おうとお気楽学生生活。ところが父親の会社が倒産し、父親は行方をくらましてしまう。しょうがなくOLになるも、ミスばかりしてお局様に睨まれるハメになる。ある日こっそり見てしまったお局様の給料明細に愕然となる。

「30才で男もいなくて、お肌はボロボロ、おまけにお給料はたった22万。。これって超不幸!私の未来は真っ暗!」

そこから彼女の奮闘が始まる。何とかしなくては、この状況を変えなくては、と。
最終的には26才で早稲田大学の社会人AO入試に合格し、政治経済学部の学生になるのだ。

とにかくエピソードが面白い。これでもかこれでもかとダメップリを見せてくれるのだが、思わず「本当なの?」と思ってしまうほど愉快だ。

本当にこの娘バカじゃない?と一瞬思うのだけれど、そう思わせるほどの文章表現力からみても、この著者は「おバカ」ではない。読む人を楽しませる術を知っている。「この娘のドジさに比べたら、私のほうがまだマシよね」と読者を安心させる術を知っている。超有名大学に受かっても、読者に反感を持たれない範囲も知っている。

う〜ん、やっぱり萌絵ちゃんは「賢い」。

また、後半ではAO入試のために「たった2か月」間の勉強の様子が書かれている。
的確な家庭教師の助けもあるのだが、彼女の必死な勉強の様子など、この部分はAO入試を狙っている人には、実践的な参考書にもなるのではないかと思った。

前向きに、よし私も頑張ろう、そんな気にさせてくれる本でした。
でも、早稲田の政経はそんなに簡単に入れるところではないよねぇ。。。

爆笑に次ぐ爆笑、一気に読めた一冊でした。
今日も応援頂けると、大変嬉しいです。
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有り難うございました。

この本はライブドアの「本が好き!」プロジェクトから頂きました。




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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
そうですね
本当にお馬鹿ではないのでしょうね
あれ?って思った時に考えるだけでなく、行動を起すのがいいですね
生きてく上で偏差値は関係ないですけど・・・
面白そうな本ですね(笑)
とまる
2007/08/19 16:22
とまるさん
この本面白くって、2時間で読めちゃった。
デモねぇ、ちょっと考え込んじゃったのは、早稲田の政経の学生だと分かると相手の態度が全く変わるのですって。「以前は就職試験で○○短大卒と言っても、何の役にも立たなかったのが、早稲田の学生と聞いただけでコロッと態度が変わる、私自身のバカさは全く変わっていないのに」と書いてあります。
日本では、看板って大事なのですね。

大阪は暑いのでしょうね。暑い夏に大掃除、ご苦労様です。
リウマチばあちゃん
2007/08/20 00:57
すっごく面白そうな本のご紹介ありがとうございます。

社会人になって「看板」の威力を思い知らされました。。。
私自信でも、人間の価値は「心」と「愛」なんて思いながらも、学歴で判断してることもあります。
高学歴=いい人。。。なんてありえないのにね。

愛深く、丁寧に生きていきたいです。
みやび
2007/08/20 15:25
人間の賢さは学力では測れませんね。
と、著者に負けず劣らずの私が言うと自己防衛に聞こえますが…(笑)
ご紹介頂いた本、かなり読みたくなりました。
ありがとうございました。
M
URL
2007/08/20 17:45
みやびさん
気楽に楽しく読める本です。
私はAO入試って言葉は聞いたことがあったのですが、どんなものか知らなかったのです。「学力で計れない個性豊かな人、勉学の意欲の強い人」を求める方法らしいです。
この娘ならきつとかなり個性豊かだろうと思いました。読んでいるとすごく自分のことをダメ娘のように書いているけれど、しっかりすべきところはしっかりしているし、入試を突破できたのも納得です。

>愛深く、丁寧に生きていきたいです
そうですね。丁寧な生き方、したいです。そう心がけていきたいです。
リウマチばあちゃん
2007/08/21 00:16
Mさん
>人間の賢さは学力では測れませんね。

賛成です。
この娘は、30才のお局様の給料明細を見てこのお金では母親を養っていけない。母親が働けなくなった時「国が面倒見てくれるの?きっと当てにならない」と考えて何とかしようと行動に移すのです。
こんな考えができるのは単なる「おバカ」娘ではありませんね。
リウマチばあちゃん
2007/08/21 00:26
さっそく買って読みました。
おもしろい本を教えていただき
ありがとうございました!!

わたしは著者が小論文の勉強をして
「頭の中が妙にクリアになった」
というところが印象に残りました。
「今まで悩んだことや理不尽に思っていたこと
・・・心の闇に陽が刺してきたような感覚」
私は勉強していて同じような気持ちになることがあります。

著者は自分でいうほど「オバカ」じゃないと思いますね〜
いままで何も考えず、周囲の基準にあわせていたのが
ある程度の人生経験を経て目標をもったとたん、
抜群の行動力と個性がかみあって
ぐんぐん伸びた・・という印象をうけます。

人間って何歳になっても伸びる、変われるものですね。
勇気をいただきました。

伸びてきた・・って始めた!
ふつうの、何も考えないだけの女の子

ラビット
2007/08/21 11:34
ラビットさん
この本はライブドアから頂きました。
たぶん自分では買わなかっただろうと思います(笑)
でもこういう機会に、少し自分の好みと違う本を読んでみようと、手にしたら、思いもかけずに面白かった。こういう本との出会いもネット時代ならではのものだなぁと思います。

本当にこの娘の世間を見る目は鋭いと思います。自分を「おバカ」だと言っているけれど、「私が33になったら母は60才。月給22万で母と二人の生活を支えられるの。それとも国が面倒見てくれるの?」なんて言うところは、昨今の年金問題などを考えると、しっかり世間を見ているじゃない、と思ってしまいました。

思いがけずに楽しい本を読ませて頂いて、ライブドアに感謝しています。次はどの本をもらおうかな〜
リウマチばあちゃん
2007/08/22 00:47

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