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<<   作成日時 : 2007/09/17 11:50   >>

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ちょっと手を伸ばせば、ちょっと心を傾けると触れられるのに、あえて知ろうとしなかったものが古来の日本文化だ。

先日、英会話仲間が夏休みにカナダ人高校生ホームステイを受け入れた時の話を聞いた。その中でshrinetempleはどう違うのかと聞かれて戸惑った、とのエピソードに大いに頷いた。

「そうそう、そういわれれば、私もよく知らない。」

身近にありながら、よく知らない仏教はその典型だろう。
私は年寄りっ子だったので、祖父祖母の行動をいつも身近に見ていた。朝、ご飯とお水を仏壇に供え、朝のお勤めをしてから朝食をいただく。何か到来物があると、まず仏前に供え、しばらく後にやっと御下がりを貰えたものだった。知らずにお経も口を衝いて出てくるようになっていた。お盆お彼岸と事ある毎にお寺へも連れて行かれた。

それなのに、仏教については詳しく知らない。多くの家で仏壇と神棚が共存していることの深い意味も知らない。どういう歴史の過程を経て、このような状態になったのだろう。
せめて、外国人に簡単に説明できるくらいの知識は持ちたいものだ。

ちょうど時を同じくして、ライブドア「本が好き!」PJがこの本を献本してくれた。
宗教評論家のひろてつやさんが、仏教について案内してくれるという。


日本の古寺名刹をたのしむ
Amazonで購入
livedoor BOOKS
書評/宗教・哲学


私の期待した、日本に置ける宗教の歩んできた道、といった説明はなかったが、仏教の歩んできた道、そしてお寺を楽しむための心構えが書かれていた。
まず、お寺にお参りするにあたって心がけておくことは、お参りしたお寺に対して「このお寺が今は最高」と思う気持ちが大切です。「こないだでかけたあそこは良かった」なんて比較しちゃいけません。(中略)仏教哲学のルーツである古代インドでは、神様のランクづけはないわけです。ですから今お寺にお参りしたら、そこが最高と思いましょう。
実は、真言宗のお寺に行けば「大日如来」、浄土宗のお寺に行けば「阿弥陀如来」と、お祀りしてある仏様はそれぞれ違うのだ、ということさえこの本を読むまで知らなかった。なんという知識の無さなのだろうかと、反省。

宗派によってご本尊は違うのだということ、そして行ったお寺ではそのご本尊をたたえる言葉を唱えましょう、ということを教えてもらった。
浄土宗のお寺では「南無阿弥陀仏」日蓮宗のお寺では「南無妙法蓮華経」。
頑なに自分の宗派のお経しか唱えないというのは心が狭いらしい。
どこへ行っても、いまだ幼い頃頭に刷り込まれた実家のお念仏が口を吐いて出てくる私。
反省。。。


この本が案内してくれるのは、関東一円のお寺。関東圏のお寺をめぐる時に手にしたい一冊だ。お寺の歴史、ご本尊、見どころなどが美しい写真と共に紹介されている。
特に詳しく書かれているのが、世界遺産「日光山輪王寺」。更に、古都鎌倉のお寺巡り、「風林火山」ゆかりの寺、関東八十八ヶ所、等々。

身近すぎて、意識を傾けることのなかった仏教について、ごく初歩ではあるが、教えてくれる本でした。
今日も応援いただけると大変嬉しいです。
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有り難うございました。
この本はライブドア「本が好き!」からいただきました。↓



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英会話マスター
2007/09/17 14:25

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時

そうなんですよね。
国民的に無宗教の日本人は、
深いところを実は全然知らないんですよね。
宗教にこだわっていない分
歴史的に国内紛争が無いとは思うのですが。

むかーし、学生の頃アメリカにホームスティした時に
「宗教は?」っと聞かれてちょっと困りました。
一応「ブッタ」っとは言ったものの
詳しく聞かれたらどうしうようっと思いました。

外国の方と接する機会があった時のために
自分の国のことは勉強しとかなくてはと思います。
日本好きの外国の方なんて、
日本人より詳しかったりしますものね(笑)

PS.先日は、丁寧で暖かいコメントしていただき
   ありがとうございました。 
   もう感激で、とても励みになりました♪
   英語勉強のテンションがあがりました"^_^"
   がんばりまーす!!
ハルミズキ
URL
2007/09/17 12:44
ハルミズキさん
そうなのです。いい年をして全然仏教や神道のことを知らなくて恥ずかしいです。少しこの本で勉強しました。
外国の方が日本に来るのは日本に興味があるから、なので、私達よりずっとよく知っていますよね。そんな時、日本人の私が何も知らないのは、ホント恥ずかしい。古典芸能についてもよく知らないし、古典文学についてもよく知らない。基本的なことだけでも頭に入れておきたいですね。

>英語勉強のテンションがあがりました

そんなふうに言っていただけると、私も大変嬉しいです。私もまだまだ頑張ります。これからもよろしくお願いしますね。
リウマチばあちゃん
2007/09/18 00:31
そうですね
日本の文化は知らない事が多いですよ
外国人に質問をされると、答えに困る時がありますよね
でも、自分の宗教について聞かれた時、無宗教というのは日本人の中でそういう風に答える人はカッコ良いと思っているのかもしれませんが(?)外国の人には、この人は哲学を持たないのか?と思われてしまいます
時と場合により何でもあり・・・なんて、いいかげんな感じがしますしね
まぁ、それが日本では多いのですが・・・
私も詳しく知っているわけではありませんが、神社やお寺は昔は今でいう市役所や町役場のような役割をしていたのですよね
とまる
2007/09/19 11:05
とまるさん
そうですね。何でもありです。
深く考えることをしないで、外国の宗教の儀式を取り入れてしまっているからでしょうね。結婚式は教会で、神社に初詣に行き、お盆にはお寺に、外国の人が見たら、「なんなのだ、これは」と思うでしょうね。
でも小さな頃に刷り込まれた、実家の真言宗が、やはり私の宗教だ、と言えるかもしれません。なにしろ祖母に「弘法大師様」のお経をいつも聞かされていたから。

>昔は今でいう市役所や町役場

そうらしいですね。夫が以前自分のルーツに興味を持って祖先の出身地の役所から戸籍を取り寄せたりしていたことがありました。役所も遡れない明治初期の戸籍について、お寺の過去帳をあたってみたらどうですかと、役所に言われたそうです。お寺は、そういう役目もしていたのですね。
リウマチばあちゃん
2007/09/20 00:31
はじめまして〜
いつもROMしていてすみません〜、
そして、楽しい記事をどうもありがとうございます。

さて、私の理解としては
shrineは神道を祭る建物で主に生に関する
行事を執り行い(赤ちゃんが生まれたとき、7,5,3のお祭り、結婚式など)
土着の宗教なのに対し、

templeは仏教を祭る建物で 主にしに関する行事を行う。(葬式、49日、Etc)そしてこれは、外国からの伝来宗教である。

のような説明をします、、、かな?、、、
(間違っていたら教えてくださいな、へんな説明を外国人にしたくないので〜〜!)
あのーぴ
URL
2007/09/20 06:50
あのーびさん
いつも読んでいただきありがとうございます。
レスが遅くなりたいへん失礼しました。
前の記事だったのでコメントに気付かなかった。申し訳ありません。(汗)

なるほど、そうですね。外国人に説明する時は、こんな感じでしょうね。たぶんそんなに深く追求してこないでしょうから。。(笑)
私自身宗教なんて、あまり考えずに過ごしてきて、いざ、日本について説明するという時に、困るのですよね。
自国の文化をよく知らないなんて、恥ずかしいことなのかもしれません。でもホント、宗教にかぎらず、歌舞伎、能、古典文学、ほとんど何も知りません。(汗)
リウマチばあちゃん
2007/09/22 01:15

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